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お知らせ

畦地梅太郎 石鎚山と故郷の風景

- 2025/04/22
  • 美術館・記念館

 畦地梅太郎(1902~1999)は、愛媛県北宇和郡二名村(現:宇和島市三間町)出身の版画家です。
 梅太郎が初めて石鎚山を描いたのは、1936年に手掛けた最初の版画集「伊豫風景」の中の作品「石鎚霊峰」でした。そして、最後に制作した大作が、愛媛県県民文化会館サブホールの緞帳の原画となった「石鎚山」(1985年)です。その間50年にわたって、梅太郎は繰り返し、石鎚山を版画に刻みました。梅太郎にとって、石鎚山は若くして離れた故郷への想いを象徴する特別な山であったことがうかがえます。
 今展では、当館が所蔵する石鎚山を描いた作品と愛媛の山々や風景を描いた作品を一堂に展示します。また、梅太郎が版画で制作した「蔵書票」も展示します。
 「山の版画家」といわれた梅太郎の山の作品に込めた想いや故郷へ寄せる深い郷愁の念を感じていただければと思います。

日時

会  期:2025年4月25日(金曜日)~7月21日(月曜日)
休 館 日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)
開館時間:9時~17時(受付は16時30分まで)

※やむを得ない事情により、会期などが変更になることがございます。